生物学的視点1
我々は人間社会に24時間関わり続け、人間社会の情報だけを得て、人間のルールで考えて生活、行動、思考していることに何の疑問も感じない。問題が起きた時も、人間社会のルール、論理で考え解決しようとする。まあそれは当然と言えば当然である。それで問題が解決できるときはよいのだが、解決できないときにどう考えるかが問題だ。
地球システムがどういうバランスととっているのかは誰にもわからないし、生物多様性といったところで、地球規模の事情はわからない。絶滅危惧種は保護しないといけないなら、未だに恐竜や巨大植物がいる方がよかったというのだろうか。あたかも正しいことのようにみえても、結局は今生きている人間の都合にすぎないわけだ。人間はわがもの顔に存在し、他の生物を管理し保護してあげる存在のように錯覚している。このままでは地球が危ないとかいうが、そんなはずはあるはず無く、いざとなったら地球は人類を排除してシステムを維持するにちがいない。
他の生物のことは全くわからないが(正しく言えば自分以外の生き物がどういう内的体験をしているのかわかるはずもなく)、勝手に想像すると、他の生物と人間の違いは「想像力」の有無ではないだろうか。想像力の危うさを書こうとするときに、想像力を使っているという自己矛盾はご容赦ねがいたい。